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自然トピック展示
ギフチョウと伊那谷の春のチョウ
会期:2025年2月4日(火)〜5月25日(日)
ギフチョウは、年にいちど桜の花の咲くころにだけ姿を現すチョウで、スプリング・エフェメラル(春の妖精)と呼ばれています。日本の固有種で、その美しい姿は多くの人を魅了します。
飯田市はギフチョウを天然記念物に指定していますが、開発や里山利用の衰退などにより、生息地は著しく減少しているのが現状です。
今回の展示では、ギフチョウと伊那谷の春のチョウを紹介します。身近にいる小さなムシたちに、目を向けるきっかけとなれば幸いです。
*チョウがメインですが、一箱だけ伊那谷の春の蛾も展示してあります。
日本で50年ぶりに再発見され、伊那谷でも見つかった希少な蛾カバシタムクゲエダシャクも展示しています!
<展示室の様子>
文化トピック展示
生誕150年 仏師井出嘉汕の眼と技
会期:2024年12月21日(土)~2025年3月2日(日)
井出嘉汕(1874~1943)は、日本画家菱田春草と同じ年に飯田の町で生まれた彫刻家です。
飯田城下で脇坂時代から代々仏師を営んできた家系に生を享け、彫刻家として仏像以外の作品も手がける一方、古美術品のコレクターとしての顔を持っていました。
令和6年は、この井出嘉汕の生誕150年の節目でもあります。本展覧会は、この機会に井出嘉汕にスポットをあてるものですが、主には彼の作家としての“技”以上に古美術コレクターとしての“眼”に着目し、当館で保管する嘉汕の作品だけでなく蒐集した仏教絵画等を紹介します。
〈展示の様子〉
出版・刊行物[総合]
『研究紀要』は、平成29年9月から、総合学術電子ジャーナルサイトJ-stageにて本文をダウンロードできるようになりました。併せてご利用ください。