9月16日■たねの会ワークショップ「コケの中には何がいる?」(要申込)

講座 トップニュース

講師:四方圭一郎・高木千花(美術博物館学芸スタッフ)

日時:2024年9月16日(月・祝)
  1回目 午前10時〜11時
  2回目 午後1時30分〜2時30分
  3回目 午後3時〜4時
会場:美術博物館 科学工作室
定員:各回10名(申込先着順)
材料費:200円
対象:高校生以下(同伴の保護者1名参加可)
申込:8月30日(金)午前9時30分から電話で申込み(0265−22−8118)

【内容】
コケの中に住むクマムシやワムシを映像で紹介し、生物多様性のお話をします。
そのあと、コケを使ってボトルの中に自分だけの小さな庭を作ります。

9月8日■自然講座「伊那谷唯一の火山泥流層に発見した多量の埋もれ木跡」(要申込)

講座


講師:坂本正夫さん
(美術博物館客員研究員)

日時:2024年9月8日(日)13:30〜15:00
会場:美術博物館講堂
定員:60名(申込先着順)
申込:8月23日(金)9:30から電話で申込み(0265-22-8118)

【内容】
伊那谷ができ始めた頃から、天竜川を中心に厚く何層もの段丘礫層が積もってきました。それらの礫層の中に1層だけ諏訪方面から流れ出た火山泥流層「ミソベタ層」が薄くはさまっています。
この度、松川町部奈のミソベタ層に大量の埋もれ木跡が見つかりました。当時の埋もれ木がどのように火山泥流に巻き込まれていったのかを語ります。

チラシPDF⇒240908自然講座(坂本)

8月31日■自然講座「近藤恭一コレクションから探る”富草の海”」(要申込)

講座


講師:川谷文子
(美術博物館学芸員)

日時:2024年8月31日(土)午後1時30分〜3時
会場:美術博物館講堂
定員:60名(申込先着順)
申込:8月15日(木)9:30から電話で申込み(0265-22-8118)

【内容】
「近藤恭一コレクション」とは、飯田市出身の化石愛好家・近藤恭一さんが採集した約6000点に及ぶ化石・岩石・鉱物標本群です。本講座では、当コレクションの中心となる阿南町の富草層群産化石を紹介し、約1800万年前に伊那谷に存在した海と生き物たちについてお話します。

チラシPDF⇒240831自然講座(川谷)

8月25日■文化講座「飯田の医学史を探る」(要申込)

講座

演題・講師
「江戸時代の医学と信濃」青木歳幸氏(佐賀大学特命教授)
「『坂柿-統記』と飯田の医師」 山本正名氏(名古屋簡易裁判所司法委員)
「飯田下伊那における種痘について」近藤大知(本館学芸員)

日 時:令和6年8月25日(日) 午後1時30分~4時00分
会 場:飯田市美術博物館 講堂
定 員:60名 ※予約先着順(受講料 無料)
受付開始:8月9日(金)~電話(0265-22-8118)でお申し込みください

【内容】
江戸時代の医学における信濃の位置を考えるとともに、愛知県北設楽郡の医師が書いた日記『坂柿一統記』や「種痘」に関わる資料について紹介し、飯田の医学の歴史を探ります。

 

7月13日■自然講座「中央アルプス国定公園の高山地形と氷河」(要申込)

講座

講師:下平眞樹さん(駒ヶ根市立博物館)

日時:2024年7月13日(土)13:30〜15:00
会場:美術博物館講堂
定員:60名(申込先着順)
申込:6月27日(木)9:30から電話で申込み(0265-22-8118)

【内容】
中央アルプスの高山地形は多様性に富んでいます。国定公園・特別保護地区を中心に氷河地形や周氷河地形の多様性と地形のでき方をお話します。氷河、周氷河地形からは、中央アルプスの新しい氷河像が見えてきます。

7月7日■文化講座「下伊那の旗本と山ー伊豆木小笠原氏を中心にー」(要申込)

講座

講師:前澤 健(飯田市歴史研究所特任研究員)

日時:2024年7月7日(日) 13:30〜15:00
会場:美術博物館講堂

定員:60名(申込先着順)
申込:6月21日(金)9:30〜電話で申込み(0265-22-8118)

【内容】
伊豆木小笠原氏が幕府から与えられていた特徴のある役割について、山という切口から考えます。

PDF ⇨ 下伊那の旗本と山

 

6月16日■文化講座(見学会)「日夏耿之介の足跡を訪ねて」(要申込)

講座

講師:織田顕行(本館学芸員)
日時:2024年6月16日(日曜日)午前9時30分〜12時

集合:日夏耿之介記念館前
定員:20名(申込先着順)

申込:5月31日(金)午前9時30分から電話(0265−22−8118)で受付
*参加は無料です。

【内容】
墓所や文字碑など市内に点在する詩人日夏耿之介ゆかりの場所を散策します。

(主な見学コース)

日夏記念館前 ― 追手町小学校 ― りんご並木詩碑 ― 柏心寺(お墓) ― 愛宕稲荷神社 ― 日夏記念館

日夏耿之介(ひなつこうのすけ 1890-1971)は、飯田市名誉市民第1号に選ばれた詩人・英文学者。本名樋口國登。下伊那郡飯田町(現在の知久町)に生まれました。長く故郷を離れますが、昭和31年(1956)に帰郷、同46年に81歳で他界されるまで故郷飯田で余生を過ごしました。
この飯田を愛した詩人の足跡は、りんご並木の詩碑をはじめ、日夏耿之介記念館や市内に十数カ所ある文学碑など各所に点在しています。
美術博物館では、命日にあたる6月13日の前後に、日夏ゆかりの碑をめぐる見学会を毎年開催しています。今年も墓参を兼ねてその文学と人となりに触れる1日にしたいと思います。多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

 


*本講座は見学会です。

6月8日■自然講座「中央構造線ってなんだろう?」(要申込)

講座


講師:宮崎裕子さん
(大鹿村中央構造線博物館)

日時:2024年6月8日(土) 13:30〜15:00
会場:美術博物館 講堂
定員:60名(申込み先着順)
申込:5月23日(木)9:30〜電話で申込み(0265-22-8118)

【内容】
中央構造線について、聞いたことはあるけれど、よくわからない方もおられるかと思います。講演者もまだまだ理解しきれていませんが、中央構造線は何なのか、なぜわかりにくいのか、初心者向けに整理してお話ししたいと思います。

チラシPDF⇒240608自然講座

5月26日■文化講座「怪異の民俗学から〈事実〉の民俗学へ ―論考「妹の力」と確立期の柳田民俗学ー」(要申込)

講座

講師:永池健二さん(柳田国男研究会会員)

日時:2024年5月26日(日) 14:00〜15:30
会場:美術博物館講堂

定員:60名(申込先着順)
申込:5月10日(金)9:30〜電話で申込み(0265-22-8118)

【内容】
新しい救世の学の創生に向けて邁進していた柳田国男が、大正末年に女性参加参政権の到来を見通して発表した「妹の力」の現代的意義を考えます。

20240526文化講座チラシ