飯田市藤本四八写真文化賞

飯田市藤本四八写真文化賞

 藤本四八は1911(明治44)年、長野県飯田市松尾に生まれた。特に古美術写真に力をそそぎ、昭和27年に写真集『日本の彫刻』で毎日出版文化賞、40年に『装飾古墳』で日本写真協会年度賞・毎日出版文化賞を受賞。長年にわたって日本写真家協会会長を務めるなど、日本の写真芸術向上に大きく貢献された。1996(平成8)年、日本写真家協会功労賞を受賞。2006(平成18)年没、享年95歳。

 「飯田市藤本四八写真文化賞」は、藤本氏が戦後撮影された全作品を飯田市美術博物館に寄贈されたのを契機に、氏の業績を永く顕彰するとともに、日本の写真文化の振興に貢献することを目的として、1997(平成9)年に創設された。

飯田市藤本四八写真文化賞は、第10回(平成28年)をもちまして終了いたしました。

過去の受賞作家と作品