柳田國男館
開催中の展示と予告のご案内

菱田春草常設展示 第50期
《帰樵》−山水画の粧い−

会期:2024年11月9日(土)〜12月8日(日)

今回の展示では春草の後半生における「山水画」に焦点をあてます。春草は当初、空間表現を追求して「朦朧体」と呼ばれる画風を試みました。ですが明治30年代後半頃からは色彩研究に関心を移し、色彩美と装飾性を重視した山水画を描くようになります。本展では《帰樵》など、朦朧体期以降の春草の山水画をご覧いただきます。


菱田春草《帰樵》 明治39年(1906) 本館蔵


菱田春草《富嶽》 明治41年(1908) 本館蔵


諸家合作《花卉線香》 明治44年(1911) 本館蔵

自然トピック展示
そして化石は『標本』になる
―近藤恭一がみつけた富草の海―

会期:2024年8月27日(火)〜2025年2月2日(日)

2023年に下伊那教育会から寄贈された「近藤恭一コレクション」には、阿南町富草で採集されたサメの歯や貝類などたくさんの海の生き物が含まれています。
今回はその一部を紹介するとともに、地質資料の概要・標本化の過程、コレクションの存在意義や標本を保存し未来へ受け継ぐ意味について紹介します。

<展示室の様子>

文化トピック展示
菱田春草生誕150年「菱田家の人びと」

会期:2024年9月3日(火)〜2024年12月8日(日)

日本画家菱田春草の生誕150年に際し、春草が生まれ育った菱田家を紹介します。
菱田春草は、士族屋敷が並ぶ仲ノ町(飯田市仲ノ町)に、菱田家の三男として生まれました。父の鉛治は最後の飯田藩士として、廃城令に伴う飯田城明け渡しの役を負いました。春草の兄弟のなかでは、次兄の為吉は数学者、弟で四男の唯蔵は航空学の研究者として活躍しました。
本展では、春草生誕150周年の特別展開催に合わせ、春草を生んだ飯田藩士菱田家と春草の兄弟について焦点を当てます。

第24回 現代の創造展
南信州のアートと共に創る

会期:2024年11月17日(日)~12月8日(日)

プラネタリウム天歩 Tempo

菱田春草コレクション

トップニュース

藤本四八記念小中高校生写真賞2024に応募しませんか!

インフォメーション トップニュース

  日本文化のこころをカメラの目を通していち早く人々に伝えた写真家 藤本四八。飯田が生んだ写真家藤本四八にちなんで、小・中・高校生を対象にした、写真賞をおこないます。伊那谷の自然や文化、そこに暮らす人びと…皆さんの眼(カ […]

続きを読む

続きを読み込む

これ以上は投稿がありません

ブログ「美博日誌」