雪の朝と現代の創造展

ブログ 今日の美博

昨夜のが木々の枝に着雪し、うすくたなびく朝霧と上空のくすんだ青空をバックにして幻想的な風景を作り出していました。

あまりにもきれいなので、カメラ片手に朝の美博を撮影してみました。
美博の庭にある県の天然記念物「安富桜」やケヤキの枝も、美しく雪化粧。

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「博物館の父 田中芳男」の胸像も、ふわふわ帽子と肩ショールでおしゃれ度アップ中ですw

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館内では、「現代の創造展」を開催中です。
活躍中の地域の作家の方々の作品が、展示室だけでなくロビーにも展示されています。

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「現代の創造展」は2月22日(日)までです。
ぜひお出かけ下さい!

(シカタ)

小さな造形

小さな造形

ブログ 今日の美博

昨日に引き続き、マクロレンズで切り取った冬のデザインをお届けします。
家や職場の周囲でも、よくみると、小さな冬だけの自然がみつかりますよ。

 

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▲氷でコーティングされた草の茎
水しぶきのかかる場所では、いろんな形の氷がみられました。
草の茎についた氷は、鹿の角のような面白い形になっていました。

 

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▲雪をかぶったスギゴケ類とアオキヌゴケ類?
色と形が魅力的。
コケは種類が多く、どれも似ていてさっぱりわかりません。

 

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▲胞子の入った蒴(さく)がのびたエゾスナゴケ
同定の難しいコケですが、エゾスナゴケだけは特徴的なので覚えました。
道ばたや庭などにごく普通にあるコケです。
冬でもとてもきれいな緑色をしているので、ぜひ探してみて下さい。

(シカタ)

冬の緑

冬の緑

ブログ 今日の美博

寒い寒いこの時期でも、植物たちはがんばっています。

ブログのテストをかねて、美博の周りで見かけた冬の緑を紹介しましょう。

 

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霜の結晶を葉先にまとったエゾスナゴケ
晴れて乾燥するこの地域では、冬のコケは縮こまってなんとなくいじけた感じがしますが、湿度がある場所ではコケは冬でも緑なんですね。

 

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ヒメムカシヨモギのロゼット

 

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キュウリグサのロゼット

 

植物の中には、地面に這いつくばるように葉を広げて冬を乗り切る種類がいます。
このような形状をロゼットと呼びます。
バラ(ローズ)の花のような形に由来しているそうです。

文一総合出版のロゼットハンドブックは、冬の自然観察に欠かせない一冊です。

(シカタ)