7月4日■地質講座「活断層調査からわかったこと」
~伊那谷断層帯と糸魚川-静岡構造線断層帯で起こった地震の歴史~
講師:近藤久雄さん (産業総合研究所 活断層・火山研究部門 活断層評価研究グループ 主任研究員)
日時:平成27年7月4日(土) 午後1時30分~3時30分
会場:講堂
聴講無料・申込み不要
【内容】
長野県内を延びる伊那谷断層帯や糸魚川―静岡構造線断層帯において、地形・地質学の知見に基づき活断層調査を実施し、過去に繰り返し生じた大地震の歴史を明らかにしてきました。伊那谷断層帯では最後の地震が約700-300年前に生じたこと、糸静断層帯では約1200年前に2つの大地震が生じた可能性などが明らかになりつつあります。これらの成果や未解明の課題について報告します。