夏休み企画展「生きものの小べや」イモケム編2
夏休み企画展「生きものの小べや」
会期:2015年7月4日(土)~9月27日(日)
小べや1 「コケテッシュなコケのへや」
小べや2 「骨骨(こつこつ)あつめたホネのへや」
小べや3 「かくれる化けるギタイのへや」
小べや4 「イモムシケムシぞわぞわのへや」
チラシ→「生きものの小べや」チラシ
イモムシ・ケムシは、基本的に嫌いな人が多いムシだといわれます。
「泣き虫、毛虫、はさんで捨てろ♪」って子どもの頃に歌いましたね。
世界をまたにかけて活躍している昆虫学者や昆虫写真家の中にも、毛虫は大嫌いというヒトがいます。
でも、嫌いってホントでしょうか?
そこで、本当にイモムシやケムシがきらわれているのか、アンケートを取ってみました。
飯田下伊那地域在住の方を中心に695人に「好きなムシと嫌いなムシ」を一つだけ書いてもらい、嫌いなムシの結果をまとめたものがコレ↓です。
堂々の1位!!!
ゴキブリやムカデ・ゲジゲジをさしおいてのトップです。
本当に嫌われているんですね~。
ゴキブリの順位が低いのは、ほとんど室内にゴキブリの出ない長野県の特性でもありますが、ムカデゲジゲジより多いとは・・・。
実はこの結果にはワケがあります。
そのワケとは、コレ↓です。
そう、みなさんご存じマイマイガ。
飯田地域では昨年大発生しました。
昨年取ったアンケートでは、そのおかげでケムシがダントツの嫌われムシに輝いてしまったのです。
マイマイガの大発生は当地域では一年で収まりましたが、他の土地では今年も大発生しているところがあるようです。
イモケム好きのヒトには、理由がわかってホッと一安心。
というわけで、安心して「イモケム部屋」へぞわぞわしにお出かけ下さい!!