飯田・下伊那の文化財検索
小黒川のミズナラ
コグロカワノミズナラ
指定区分 
天然記念物

指定年月 
1996・9

員  数 

制作年代 

所在地名 
下伊那郡阿智村清内路1158-4

所有者名 
阿智村


 下伊那郡清内路村の洞根(どうね)集落からさら小黒川にそって約3メートル程上流にさかのぼった、標高約1000メートル余の道路沿いにある。
 胸高周囲6・4メートル、樹高20メートル、樹齢300余年の巨木で、根元には祠があり、地元では「小黒川の大マキ」とよばれて親しまれている。周囲に樹木がなく、みごとな樹形をなし、枝張りの美しさは日本随一ともいわれている。
 ミズナラは、標高1000メートル以下の川路・三穂丘陵にもわずかに自生するが、一般にはブナと同じく標高1000メートル以上にあって、クヌギ・アベマキなどと住み分けをしている。

データ番号【ケ−06】 索引【ケ】

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参考文献/『伊那谷の文化財 - 飯田下伊那の特質を探る -』飯田市美術博物館発行