飯田・下伊那の文化財検索
カモシカ
カモシカ
指定区分 
特別天然記念物

指定年月 
1955・2

員  数 

制作年代 

所在地名 
県下全域

所有者名 


 日本の固有種で、原始的な形態を残し氷河期の生き残りといわれている。伊那谷では、中央アルプス、南アルプス、伊那山地、三河高原などの山地に広く生息し、林道や登山道で見かけることも多い。
 古くから毛皮・肉・角が利用されてきた動物であるが、拡大造林政策による皆伐と植林地の増加とともに、昭和40年頃からヒノキなどの幼木を食い荒らす食害が問題となっている。そのため、特別天然記念物に指定されているにもかかわらず、有害鳥獣として個体数を定めた駆除がおこなわれている。

データ番号【ク−01】 索引【ク】

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参考文献/『伊那谷の文化財 - 飯田下伊那の特質を探る -』飯田市美術博物館発行