飯田・下伊那の文化財検索

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大河内の鹿追い行事
オオコウチノシカオイギョウジ
指定区分 
選択無形民俗文化財

指定年月 
1984・12

員  数 

制作年代 

所在地名 
下伊那郡天龍村大河内

所有者名 
池大神社氏子会


 古くは旧暦霜月に開催された霜月神楽で、「池大神社の例祭」ともよばれる。これに対して坂部・向方と同様にオキヨメマツリとよぶ願ばたきの臨時祭があって、ここでは個人宅で開催された。
 祭は扇やヤチゴ・剣を手にした複雑な舞に特徴があるが、人々の軽い立願(りゅうがん)をはたく願舞が祭の途中に組み入れられる。また向方・坂部では湯立てと舞とがセットをなすのに対して、大河内では舞が独立する点などに奥三河の花祭の影響をみることができる。

データ番号【コ−17】 索引【コ】

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参考文献/『伊那谷の文化財 - 飯田下伊那の特質を探る -』飯田市美術博物館発行