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■パリ市内観光、ペール・ラシェーズ墓地■


■ルーブル周辺の散歩

■連盟者たちの壁

■運河とセーヌ川

■ルーブル周辺の散歩

7時前にバイキング形式の食事をとる。けっこうおいしい。早めにホテルをでて、地下鉄に乗って市内観光の集合場所へ向かう。Palais Royal Musee du Louvre駅でおりて地上に出ると、正面にHotel du Louvreがあった。ここは、たしか福沢諭吉や田中芳男が泊まったホテルだ。100年以上経ても昔と変わらないような姿でたっているのが、ヨーロッパのすごいところだ。ルーブル美術館の門は開いていない。今日は休館日らしい。
 集合場所を確認してから、シテ島まで散歩することにする。ルーブル美術館の東側をとおって芸術橋(Pont des Arts)をわたる。1804年にナポレオンがつくった初めての鉄の橋らしいが、現在の橋は最近になって再建されたものだ。セーヌ川沿いの景観を楽しみながらシテ島に向かう。シテ島はセーヌ川の中州にできた要塞のような町だ。シテ島にかかる美しい新橋(Pont Neuf)をわたる。この橋は1607年にできたというから驚きだ。
 市内観光はオペラ座→コンコルド広場→凱旋門→トロカデロ広場→グラン・パレ→アレクサンドル橋→カルチェ・ラタン→ノートルダム寺院→オペラ座というコースを2時間ほどかけてまわった。
▲Hotel du Louvre
▲芸術橋
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■連盟者たちの壁

 午後は、「連盟者たちの壁」をみるために、ラ・シェーズ墓地へ行くことにした。Pere Lachaise駅で降りて墓地らしきところを見渡すと、小さな入口があった。入口で墓地の案内図を手に入れて、「連盟者たちの壁」をさがすと、ちょうど反対側にあった。30分ほどかけてなんとかたどり着く。「連盟者たちの壁」は、自由をもとめて闘ったパリ・コンミューン戦士の終焉の地だ。今でも銃痕の跡が残っていると聞いていたので、さがしてみたが見つからなかった。碑の前には花束が供えられていた。

▲連盟者たちの壁
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■運河とセーヌ川

 バスチーユ広場まで地下鉄でもどり、7月革命記念柱をみてから、運河に沿ってセーヌ川まで歩く。停泊している船がいろいろでおもしろい。セーヌ川に合流するところにはロックがあり、この上を散歩できるようになっている。対岸にわたってジャルダン・デ・プラントへいく。入口のラマルクの銅像をみてから公園を抜け、パリ大学の前のJussieu駅からベルチエ通りのホテルへもどった。

▲ロックに入る船
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