▲恒川遺跡群へ戻る ▲飯田・下伊那の遺跡へ戻る ▲トップページへ戻る |
恒川遺跡群
恒川A・B地籍―郡衙関連居住域―
●内 容 | 恒川遺跡群のほぼ中央部分に当たり、恒川清水という古代から続いていると考えられる湧水がある。恒川A地籍では、そこから連続する湿地帯が確認されている。恒川B地籍では、恒川A地籍に隣接する西側で、建物の平面形が正方形もしくは正方形に近い長方形を呈する側柱建物が方向揃えて並び、穀物収納施設としての高床倉庫の可能性が指摘されている。北側では庇付とも考えられる建物址があり、柱堀方から帯金具の銅製巡方が出土した。一般的な竪穴住居址も散在し、郡衙に関連する集落域と位置づけられます。 |
●出土遺物 | 円面硯・転用硯・銅製巡 |
●遺物の所在 | 飯田市考古資料館 |
恒川B地籍上空写真 |
側柱建物跡 |
側柱建物跡 |
円面硯 |
転用硯 |
銅製巡方 |
現在の恒川清水 |