飯田・下伊那の遺跡へ戻る ▲トップページへ戻る

恒川遺跡群


●所在地 飯田市座光寺
●調 査 昭和51年〜57年、国道153号座光寺バイパスに先立ち飯田市教育委員会により実施
昭和58年〜平成24年まで、飯田市教育委員会による範囲確認を継続実施
昭和60年〜平成24年まで、各種開発に先立ち飯田市教育委員会による緊急調査を断続的に実施
●内 容 恒川遺跡群は、飯田市座光寺の低位段丘に立地する縄文時代以降の複合遺跡である。遺跡は広範囲に及ぶので、便宜的に薬師垣外地籍・新屋敷地籍・阿弥陀垣外地籍・恒川B地籍・恒川A地籍・田中倉垣外地籍・白山地籍・池田地籍に分けられる。継続した発掘調査により古代の役所である「伊那郡衙跡」であることが確定しており、それに関連する遺構・遺物が多く確認されている。税金を納める倉庫が並ぶ正庁域はほぼ確定できたが、中心部である正庁域は未確認である。
●各地籍の概要
●遺物の所在 飯田市考古資料館・飯田市美術博物館
●文 献 主要文献一覧

恒川遺跡群遠景

恒川遺跡群の地籍図