飯田・下伊那地域の貴重な文化財情報を検索できます。
ホーム
|
文化財名称一覧表示
| 詳細内容一覧表示
登録文化財数:597件
指定区分
キーワード
条件設定
表示件数
検索
全て選択
その他
県史跡
県選択無形民俗文化財
県選定味の文化財
県天然記念物
県宝
県無形民俗文化財
国登録有形文化財
史跡
市史跡
市天然記念物
市無形文化財
市無形民俗文化財
市有形文化財
市有形民俗文化財
重要美術品
重要文化財
重要無形民俗文化財
重要有形民俗文化財
選択無形民俗文化財
村史跡
村選定保存技術
村天然記念物
村無形文化財
村無形民俗文化財
村名勝
村有形文化財
村有形民俗文化財
町史跡
町天然記念物
町登録文化財
町無形民俗文化財
町名勝
町有形文化財
天然記念物
特別天然記念物
名勝
全ての条件を含む
いずれかの条件を含む
50件
10件
20件
30件
50件
60件
70件
80件
90件
100件
150件
200件
250件
300件
350件
400件
450件
500件
福徳寺本堂
フクトクジホンドウ
指定区分
重要文化財(1912・2 指定)
員数
一棟
制作年代
室町時代
所在地
下伊那郡大鹿村大河原上蔵
所有者
大鹿村
大河原は、室町時代前期に信濃宮と称された宗良(むねなが)親王(後醍醐天皇の第八王子)が、土豪香坂高宗らに守られて三十余年、大河原を拠点に各地を転戦した地である。この福徳寺は、天台座主であった宗良親王が天台宗の寺院として建てたものとも推測されている。現在は無住であるが、以前は福徳庵とよばれ、曹洞宗の寺であった。
本堂は桁行三間、梁行三間、入母屋造、こけら葺の建物で、周囲に切目縁をめぐらす。外回りの円柱のうち隅の柱上部にのみ舟肘木を置き、ほかは直接桁を受けている。軒は一軒(ひとのき)の疎垂木(まばらだるき)とする。内部は竿縁天井(さおぶちてんじょう)で、かなり後方によって来迎柱を立てて仏壇を設けている。
建築年代は、技法から判断して宗良親王の時代の造営とみている。長野県内の仏堂としては中禅寺薬師堂(上田市、重要文化財)に次いで古く、簡素であるがしゃれた意匠の小堂である。
データ番号【ア−01】 索引【ア】
−
文化財名称一覧へ戻る
−
参考文献/『伊那谷の文化財 - 飯田下伊那の特質を探る -』飯田市美術博物館発行
-
WebLibrary Ver0.89
-