コレクション選集 綿半野原コレクション(印籠・根付)

 

 
 
 

江戸時代に高級な装身具として珍重された印籠(いんろう)、そして印籠や巾着(きんちゃく)など提物(さげもの)の留め具である根付(ねつけ)。

緻密でユーモアにみちたデザインは、明治の開国以後、欧米のコレクターたちの眼にとまり、印籠・根付は海外へ大量に流出していきました。

 綿半野原コレクションの印籠は102点、根付は50点によって構成されます。印籠を納める箪笥4棹もきらびやかな蒔絵(まきえ)で装飾されており、興味が尽きません。
 

犬と猿の首引き 蒔絵印籠 銘「梶川文龍斎」

 
 

 

琵琶に木菟 蒔絵印籠

銘「梶川作(花押)」

梅樹美人 蒔絵印籠

甕割 蒔絵印籠

銘「梶川作」

 
 

琵琶法師と犬

牙彫根付 銘「正次」

面師 木彫根付

銘「正之(花押)」

蛤にふんどし挟み 木彫根付

銘「玉哉」