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久保田1号古墳(通称正清寺古墳)


● 所在地  飯田市川路

● 調 査  平成10・11年に、天竜川治水対策事業に先立ち飯田市教育委員会により実施

● 内 容  飯田・下伊那の最南端で天竜川に最も近い場所に立地する全長約67mの前方後円墳で、

        埋葬施設は横穴式石室と考えられるが、元治元年(1864)の寺敷地造成により破壊されて

        残っていない。飯田市教育委員会が周溝と墳丘の一部の発掘調査を実施し、造り替えされ

        た二重周溝が確認された。現在は天竜川治水対策事業の実施により埋立工事が実施さ

        れ、墳丘の一部が確認されるのみである。

● 時 期  6世紀初頭〜前半

● 遺物の所在 飯田市教育委員会・飯田市美術博物館・開善寺・個人

● 文 献  下伊那誌編纂會1955『下伊那史』第2巻

         飯田市教育委員会2003『久保田遺跡 久保田1号古墳 焔魔王塚古墳 その2 古墳編』


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玉類