チョウとガの魅力
規格: A4判 一部カラー
ページ: 128ページ
定価: 割引価格1050円 →750円
発行日: 2000年7月1日
発行元: 飯田市美術博物館
特別展
チョウとガの魅力
-神さまが創った紋様-
展示解説書
<目次>
1. 信州のチョウはどこから来たのか
信州のチョウのルーツ
極東ロシア・モンゴルにおける信州の高山蝶
信州のゼフィルスとその世界的な分布
信州とロシア沿海州のチョウ類群集の類似性
2. 信州のチョウとガ-分布と生態-
飯田市のギフチョウ
ヒメギフチョウの数は年によってどのように変化するか
オオルリシジミの復活を夢見て
里山のミドリシジミ類
信州のアサギマダラの渡り調査
ツマグロヒョウモンは信州に定着できるか
チョウの探雌行動
里山の環境モザイクがチョウの多様性を育む
庭にチョウを呼ぼう
小蛾類の生活と生態
カトカラの生態
中央アルプスの高山蛾
南アルプスの高山蛾
信州の冬に舞う
3. チョウ・ガと人間の生活文化
伊那谷の養蚕業と蚕玉信仰
天蚕の飼育と利用
ガを食べる信州の昆虫食文化
チョウ、ガと美術
4. 消えゆく信州のチョウ
ヒョウモンモドキは田んぼの畦を舞っていた
かつて諏訪地方にみられたチョウの多産地
立科山・大河原峠にクジャクチョウの波を見た
三城と美ヶ原、かつてチョウの宝庫だった
北信地方のチョウ相の変化
信州から消えゆくチョウたち
ロシア沿海州にみたかつての信州の情景
信州のチョウの衰亡構造