会 期 平成23年2月5日(土)〜3月6日(日)
江戸時代に佐竹蓬平や鈴木芙蓉、明治期に菱田春草と、多くの画家を輩出した町・飯田は、古くより書画の鑑賞や和歌・漢詩の愛好など、風雅な文化が好まれた土地でした。なかでも書画愛好は大変に盛んで、鑑賞家や収集家も数多く生まれています。また、近隣には名勝地・天龍峡を擁することもあって、幕末期以降には多くの書画家や文学者がこの町を訪れ、当地の人々と交流しながら様々な作品を残してゆきました。 日本の絵画には、「山水画」という特殊な画題があります。風景画に近いものですが、まったく同一ではありません。 |
菱田春草「蓬莱山」(双幅)
明治43年(1910) 絹本著色 各幅95.5×35.0p |
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鈴木芙蓉「山水図屏風」
寛政2年(1790)頃 絹本淡彩 各隻157.0×354.0p 屏風六曲一双 |
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富岡鉄斎 「浪合神社図」 明治15年(1882)頃 絹本著色 117.2×36.1p 軸装
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