飯田・下伊那地域の貴重な文化財情報を検索できます。

ホーム | 文化財名称一覧表示 | 詳細内容一覧表示 登録文化財数:597件

指定区分 キーワード 条件設定 表示件数 検索

紙本墨書後奈良天皇宸翰女房奉書
シホンボクショゴナラテンノウシンカンニョウボウホウショ
指定区分 重要美術品(1940・2 指定)
員数一帖 制作年代 室町時代
所在地飯田市下久堅南原1142 所有者文永寺
女房奉書は、天皇の勅旨を側近の女官が「女消息体」で書いたもので、室町時代ことに戦国時代に広く用いられた。皇室と深い関係のあった文永寺には計8通が伝わっている。本書は、後奈良天皇が太元帥修法をおこなうようにと下したものである。太元帥修法というのは、宮中で正月8日から十四日にかけて鎮護国家・敵国降伏のために祈願をおこなう密教の修法の一つである。当時は戦国時代で、群雄割拠のため皇室の衰微が甚だしかった。
データ番号【イ−03】 索引【イ】


 − 文化財名称一覧へ戻る − 


参考文献/『伊那谷の文化財 - 飯田下伊那の特質を探る -』飯田市美術博物館発行
- WebLibrary Ver0.89 -