企画展準備日誌 その12 ライチョウ
企画展 高山植物と高山昆虫からたどる
南アルプス博物学の120年
会期:2025年6月7日(土)〜8月31日(日)
2017年の南アルプスの企画展は「世界最南端のライチョウがくらす南アルプス」と題して、ライチョウを主役に据えましたが、今回はライチョウはあまり取り上げないつもりで準備してきました。
しかし、展示のための写真を選んでいると、やはりライチョウは表情豊かで魅力的な生き物ですので目に止まってしまいます。
なので、いくつかの写真は大きく伸ばして展示室の雰囲気作りに使おうと思い、写真を選び始めました。
南アルプスのライチョウは、山域全体で約300羽が生息すると推定されています。
個体数が少ないこともあり、北アルプスや御嶽山に比べると出会う機会は少なく、いまでもライチョウを見かけると嬉しくなってしまいます。
高山帯では、ライチョウの他にホシガラス↓や
イワヒバリ↓もよく見かけます。
鳥たちも少しは紹介しますので、鳥好きの方もぜひお出かけくださいね。
【今日の展示室】
今日から、本格的に展示づくりを始めました。
展示ケース、展示台などを運び込み、壁にスクリーンを張ったり、プロジェクターを設置したりしました。
フライヤーの配布作業も終了しました。地域の施設や各地の自然系博物館にお送りさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします!
四方圭一郎
ブログ 今日の美博