昭和7年のお練りまつり

飯田市銀座町二丁目のタケウチ酒店さんが提供してくださった昭和7年のお練りまつりの写真を紹介します。

一枚目は、同店の前で、おそらく飯田の芸妓たち思われる女性たちが、囃子屋台を連れて踊っているところです。大火前の銀座通りの雰囲気が分かり、とくにすずらん型の電灯が目につきますね。


次の写真は東野大獅子を撮影したもの。大勢の観衆に取り囲まれています。


三枚目の写真には「飯田駅通/万国国際踊」とメモ書きがあります。

昭和7年のお練りは、前年10月に起きた満州事変を受け、中止案も出たなかで商工会議所の後押しにより開催されたといいます。また「国運伸展ノ祈願祭」として行なったそう。真ん中のチャップリンと思しき人は何を意味してるのでしょうか。

(民俗担当)

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