久米の植物化石


久米では昔、粘土をほって瓦を焼いていました。この粘土は礫層にはさまれて、この地域一帯に分布しています。粘土層には植物化石を含む泥炭や南九州から飛んできたガラス質の火山灰が含まれています。図の@地点では粘土層が上下二枚あります。下の層からはヒメバラモミやチョウセンゴヨウが、上の層からはサワラ、ツガ、エゴノキなどの植物の実の化石がでてきました。気候が寒冷から温暖へ変わる第四紀中期初め頃と考えられます。


 

植物化石を産した露頭(黒い泥炭質の部分) ヒメバラモミ(中央:現生)、下:ツガ(右:現世)
ヒメブナの化石、右:現生のブナ 細粒ガラス質火山灰

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