第6回藤本四八写真文化賞の決定と

お知らせ

 

 藤本四八写真文化賞は、平成9年に飯田市出身の写真家藤本四八を記念して創設されました。2年に一度の表彰をおこない、この度、第6回展の受賞作品が決まりました。
第6回展の審査は、さる3月5日に田沼武能(写真家)、福島義雄(写真編集者)、内山節(哲学者)、水谷章人(写真家)、伊澤宏爾(飯田市教育長)、滝沢具幸(当館館長)の6名の審査員により行われました。応募作品数は、公募の部(一般)が49点、公募の部(小・中・高校生)が9点でした。
近年に出版された優れた写真集の業績に対して、審査員の推薦により受賞が決定する写真文化賞推薦の部には、竹内敏信さんが選ばれました。竹内さんは、1943年、愛知県生まれ、『天地聲聞』(新日本企画・1985年)・『一本櫻百本』(出版芸術社・2006年)などを発表し、「日本の原風景」「日本のこころの風景」をとらえ、風景写真に新境地を開いたことが評価されました。
 公募の部(一般)の写真賞には、京都府在住の大橋紀雄さんの「僧貌」が選ばれました。
これは京都知恩院の僧侶の修行の姿を撮影した20点からなる組写真作品で、一般人に知り得ない僧侶の世界を伝える力作として高い評価を受けました。
 市民奨励賞には、豊丘村在住の大原税子さんの「体温(ぬくもり)」が選ばれました。
今回は組写真作品として応募された20点のうち、11点が受賞対象となりました。日常のさりげない光景の中に、記憶のぬくもりを感じさせる作品として評価を得ました。 
 また、第6回展からはじめて募集した公募の部(小・中・高校生)では、松尾小学校4年生の三浦幸輝くんの「はじめての雪遊びだ“ワン”と龍江小学校4年生の木下拓也くんの「雪の天龍峡が選ばれました。受賞者の方々、おめでとうございました。
受賞作品作品展は、東京展を5月29日〜6月4日の会期で東京都中央区銀座のキヤノンギャラリー銀座で、飯田展を6月7日〜7月6日の会期で飯田市美術博物館でおこないます(小学生の作品は飯田展のみの展示)。ぜひ会場に足をお運びいただき受賞作品をご鑑賞ください。

〈推薦の部〉
「藤本四八写真文化賞」 竹内敏信さん(東京都) 「霧氷の舞い」北海道弟子屈町

〈公募の部〉
「藤本四八写真賞」 大橋紀雄さん(京都府)     「僧貌」(組写真20点)

「藤本四八市民奨励賞」  大原税子さん(豊丘村) 「体温(ぬくもり)」(組写真11点)

「藤本四八小・中・高校生奨励賞」

    小学生の部    三浦幸輝君(松尾小学校4年生)  「はじめての雪遊びだ“ワン”」(1点)
               木下拓也君(龍江小学校4年生)  「雪の天龍峡」(1点)

 


◆受賞作品展覧会
(1)東京会場
期 日 5月29日(木)〜6月4日(水)
場 所 東京銀座キヤノンギャラリー銀座 東京都中央区銀座3-9-7 03-3542-1860
    内 容 推薦の部・公募の部〈一般〉による三賞の作品
(2)飯田会場
期 日 6月7日(土)〜7月6日(日)
場 所 飯田市美術博物館
展示作品 推薦の部・公募の部〈一般・小学生〉の作品に、〈推薦の部〉歴代5氏(第1回:芳賀日出男氏、第2回:小松健一氏、第3回:水谷章人氏、第4回:三好和義氏、第5回:野町和嘉氏)の作品を加えます。

◆受賞作品展覧会記念講演会
 講 師 芳賀日出男氏(〈推薦の部〉第1回受章者、民俗写真家)
演 題  「訪れ神の現れるとき」
日 時  6月8日(日)午後1時30分〜3時30分
会 場  飯田市美術博物館講堂