岩崎新太郎コレクション 百人一画 51 

伯牙弾琴(はくがだんきん)
 
 
明治36年(1903)
 
 
絹本著色
 
 
縦29.1p 横22.2p
 
 
各宗諸子花鳥画冊 第9面
 

田近竹邨(たぢかちくそん)

元治元年(1864)〜大正11年(1922)
 
豊後国(現大分県)に生まれる。はじめ郷里の南画家淵野桂僊に学び、京に上って京都府画学校に進み同郷出身の田能村直入に師事した。直入等の呼びかけで設立された日本南画協会の幹事となり、さらに後年に設立された日本南画院でも同人として活躍、明治期の京都画壇の南画界を担う作家として知られた。文展での受賞歴も多く、池田桂仙、山田介堂とともに京都南画界の三元老と称された。