岩崎新太郎コレクション 百人一画 87 

桂離宮(かつらりきゅう)
 
 
明治27年(1894)
 
 
絹本著色
 
 
縦28.5p 横22.0p
 
 
諸家平安勝景画冊 第6面
 

森川曽文(もりかわそぶん)

弘化4年(1847)〜明治35年(1902)
 
京都に生まれる。最初、前川五嶺につき、後に長谷川玉峯のもとで四条派を学んだ。内国勧業博覧会や内国絵画共進会で賞を受け頭角を顕し、地元の京都博覧会や、各国で行われた博覧会に数多く出品を重ねた。日本美術協会に出品し委員を務める一方で、日本絵画協会にも出品し、幅広く展覧会活動を展開した作家であった。また京都市美術工芸学校の教師を務めるなど京都画壇の後進育成にも努めた。