岩崎新太郎コレクション 百人一画 9 

下加茂(しもがも)
 
 
大正3年(1914)
 
 
絹本墨画淡彩
 
 
縦29.3p 横22.0p
 
 
諸家平安勝景画冊 第12面
 

今尾景年(いまおけいねん)

弘化2年(1845)〜大正13年(1924)
 
京都に生まれる。青年期まで家業であった友禅染の下絵描きを手伝い、浮世絵師梅川東居に学んだ後、師のはからいにより鈴木百年に入門する。明治2年にはすでに画塾を開いて一本立ちし、明治黎明期の展覧会・博覧会で次々と受賞した。日本美術協会、日本絵画協会のいずれにも高位の受賞を重ね、京都画壇の中心作家として活躍。文展をはじめ数々の展覧会の審査員を務めて後進の育成にも力を注いだ。