岩崎新太郎コレクション 百人一画 24 

保津川(ほづがわ)
 
 
大正3年(1914)
 
 
絹本著色
 
 
縦29.0p 横22.0p
 
 
諸家平安勝景画冊 第9面
 

川北霞峰(かわきたかほう)

明治8年(1875)〜昭和15年(1940)
 
京都に生まれる。はじめ幸野楳嶺の門に入り、後にその高弟であった菊池芳文に学んだ。京都画壇の若手作家として後素協会内に設けられた青年会の常議員となり、新古美術品展覧会で高位受賞を重ねた。また美術研精会、紅児会といった東都画壇の会にも作品を寄せている。文展開設以降は、官展が主な活動場所となり、第10回文展で特選を受けた。帝展では無鑑査に推薦され、新文展まで出品を続けた。