岩崎新太郎コレクション 百人一画 95 

銀閣寺(ぎんかくじ)
 
 
明治34年(1901)
 
 
絹本著色
 
 
縦28.7p 横22.1p
 
 
諸家平安勝景画冊 第8面
 

山田文厚(やまだぶんこう)

弘化3年(1846)〜明治35年(1902)
 
京都に生まれる。はじめ岸駒門下の泉春園に学び、後に四条派の塩川文麟に師事する。京都画壇の明治初期の中堅作家として、博覧会などに常に選出され、内国勧業博覧会、内国絵画共進会で活躍した。明治22年のパリ万国博覧会では金牌を受賞している。明治13年開設の京都府画学校に出仕し、同22年に教授となり、京都私立日本青年絵画共進会設立では、賛助員となって参加し後進の指導も担った。