▲飯田・下伊那の遺跡へ戻る ▲トップページへ戻る

代田獅子塚古墳 (しろだししづかこふん) 


● 所在地  飯田市松尾代田

● 調 査  昭和55年筑波大学により墳丘の測量実測調査、平成5年墳丘上などの庭園化による立ち

        会い調査実施。

● 内 容  墳丘の改変が著しく、規模は不明である。前方後方墳ではないかとの指摘もあるが、墳丘

        測量の所見からみて前方後円墳といえる。石室は下伊那史には横穴式石室が開口してい

        たとの記述があるが、竪穴式石室の可能性も指摘されており、現状では不明といわざるを

        得ない。遺物は三環鈴や鉄器類・玉類、円筒埴輪・土師器・須恵器などが出土しているが、

        詳細は不明である。

● 時 期  不明

● 遺物の所在 個人 

● 文 献  下伊那誌編纂會1955『下伊那史』第2巻

         設楽博己他1981「下伊那地方における前方後円墳の実測調査」『信濃』第33巻第10号

        中司照世・白石久美子他1992「下伊那の前方後方墳」『土筆』第2号


全景