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堂垣外遺跡


● 所在地  飯田市上郷飯沼

● 調 査   昭和58年、町道建設に先立ち上郷町教育委員会により実施

         平成元〜3年、圃場整備に先立ち上郷町教育委員会により実施

● 内 容   大型の礎石をもつ竪穴住居址を含む奈良・平安時代の竪穴住居址52軒・掘立柱建物址等

         が調査され、三彩陶器・円面硯等の遺物が出土した。官衙的な要素が強く、恒川遺跡群に

         あった伊那郡衙と深い関連をもつ集落といえる。

● 遺物の所在 飯田市上郷考古博物館

● 文 献   上郷町教育委員会1983『堂垣外遺跡』

         飯田市教育委員会1994『堂垣外・橋爪・藪上・長橋遺跡』

         宮沢恒之2002「伊那郡衙域周辺の馬牧情報〜上郷堂垣外遺跡を含む地名の検討〜」

         『伊那』第50巻第9号

         小平和夫 2003「飯田盆地における古代集落の展開」『信濃』第55巻第2号


              堂垣外遺跡の上空写真