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溝口の塚古墳


● 所在地  飯田市上郷飯沼

● 調 査  平成8〜10年に、国道153号飯田バイパス建設に先立ち飯田市教育委員会により実施。

● 内 容  全長約47.5m・周溝を含めると約65.5mの前方後円墳で、発掘調査前は円墳と考えられて

        いた。埋葬施設は未盗掘の竪穴式石室で、武器・武具類が副葬され、渡来系形質をもつ人

        骨が残っていた。周溝は二重であり、動物が線刻された埴輪等が出土した。

        調査終了後国道工事により煙滅

● 時 期  5世紀後半

● 遺物の所在 飯田市考古資料館・飯田市上郷考古博物館

● 文 献  飯田市教育委員会2001『溝口の塚古墳』


後円部の竪穴式石室

竪穴式石室の遺物出土状態

武具類