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殿原遺跡


● 所在地  飯田市伊賀良

● 調 査  昭和59・60・61年国道153号飯田バイパス建設に先立ち飯田市教育委員会により実施

        平成2年店舗建設に先立ち飯田市教育委員会により実施

● 内 容  高位段丘上に立地し、弥生時代後期後半から終末の竪穴住居址90軒等を調査した。

        竪穴住居址は重複・近接して密集しており、中心部を調査した大規模集落と考えられる。

        縄文時代後期初頭から前半も特徴的で、全体像は不明ながら配石址や土坑とそれに伴

        う遺物がみられる。

        他に、縄文時代前期末・中期後半の竪穴住居址、古墳時代中期後半の竪穴住居址等が

        出土した。

● 遺物の所在 飯田市上郷考古博物館・飯田市考古資料館

● 文 献  飯田市教育委員会1987『殿原遺跡』

         飯田市教育委員会1992『殿原遺跡』


配石址と弥生時代後期の竪穴住居址

弥生時代後期の竪穴住居址群