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座光寺中島遺跡


● 所在地  飯田市座光寺

● 調 査  昭和50年農道新設に伴い座光寺考古学研究室・下伊那教育会考古学委員会により実施

        平成8・9年広域農道新設に先立ち飯田市教育委員会により実施

● 内 容  後期後半の中島式土器の標識遺跡。遺跡は高位の段丘上に立地し、二次にわたる調査

        により後期の竪穴住居址46軒・方形周溝墓2基等を検出した。これらの調査により、後期

        後半から終末にかけての3時期にわたる集落であることが分かり、遺跡全体では当地方

        有数の規模を有する集落であると考えられる。

● 遺物の所在 下伊那教育会教育参考館・高森町教育委員会

● 文 献  宮沢恒之1967「中島遺跡」『長野県考古学会誌』第4号

        座光寺考古学研究会1976「飯田市座光寺中島遺跡の調査報告」『伊那』第24巻第3号

        飯田市教育委員会1999『座光寺中島遺跡』

        山下誠一2002「低位段丘と高位段丘−飯田盆地における弥生集落の様相』『弥生集落論』

        中部弥生時代研究会第5回例会発表要旨集


座光寺中島遺跡上空写真

広域農道調査地点の調査区