▲飯田・下伊那の遺跡へ戻る ▲トップページへ戻る

黒田大明神原遺跡


● 所在地  飯田市上郷黒田

● 調 査  昭和59年、昭和60年、昭和62・63年、土地改良整備事業に先立ち上郷町教育委員会に

        より実施

        平成7年、平成8・9年県道バイパス建設、平成11年送電線鉄塔建設に先立ち飯田市教育

        委員会により実施

● 内 容  草創期の表裏縄文土器2点、早期竪穴住居址2軒・集石炉や押型文土器・撚糸文土器、

        前期竪穴住居址4軒、中期竪穴住居址36軒等多くの土坑等がある。中期の集落は中葉が

        台地中央部に展開し、後半には東側に移動する。早期から前期は台地中央の北端部にあ

        り、大明神原の台地全体を時期ごとに場所を変えて利用している。

        弥生時代後期の竪穴住居址や方形周溝墓、古墳時代の竪穴住居址等も調査されている。

● 遺物の所在 飯田市考古資料館・飯田市上郷考古博物館

● 文 献  上郷町教育委員会1985『黒田大明神原』

        上郷町教育委員会1986『黒田大明神原U』

        上郷町教育委員会1990『大明神原遺跡V』

        飯田市教育委員会1997『黒田大明神原遺跡』

        飯田市教育委員会1999『黒田大明神原遺跡U』

        飯田市教育委員会2000『黒田大明神原遺跡V』


調査区上空写真

中期中葉の集落

中期後半の集落